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湯檜曾
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ゆびそ
ふりがな文庫
“
湯檜曾
(
ゆびそ
)” の例文
新字:
湯檜曽
暑い日中を重いルックザックに汗を絞られつつ、谷川温泉の方から
湯檜曾
(
ゆびそ
)
を通って、やっと一ノ倉沢に着いたのは四時頃であった。
一ノ倉沢正面の登攀
(新字新仮名)
/
小川登喜男
(著)
沼田から次第に奧に入つて、矢張り越後境の清水越の根に當つてゐる
湯檜曾
(
ゆびそ
)
といふのまで辿り着いた。
みなかみ紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
清水街道の
湯檜曾
(
ゆびそ
)
から岐れて藤原へ行く二里余の道は、始終利根川に沿うている。
利根川水源地の山々
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
藤原村の入口の
湯檜曾
(
ゆびそ
)
温泉でいろいろ聞いて見たが、平岳だの鶴ヶ岳だのという山は聞いた事がないというている、その中に魚沼地方の人々が主となって銀山平(後に記す)の
開墾
(
かいこん
)
事業を起されて
平ヶ岳登攀記
(新字新仮名)
/
高頭仁兵衛
(著)
こごしかる
湯檜曾
(
ゆびそ
)
の村や
片谿
(
かただに
)
と日ざしたのめて冬はありつつ
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
月出でん
湯檜曾
(
ゆびそ
)
の渓を封じたる闇の仄かにほぐれゆくかな
晶子鑑賞
(新字旧仮名)
/
平野万里
(著)
白く見え隠れして流れる
湯檜曾
(
ゆびそ
)
川の森林帯から、今まで登って来た沢や雪渓が足下まで延上っている。
一ノ倉沢正面の登攀
(新字新仮名)
/
小川登喜男
(著)
沼田から次第に奥に入って、矢張り越後境の清水越の根に当っている
湯檜曾
(
ゆびそ
)
というのまで辿り着いた。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
曾
部首:⽈
12画
“湯檜”で始まる語句
湯檜曽