“湯檜曾”の読み方と例文
新字:湯檜曽
読み方割合
ゆびそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暑い日中を重いルックザックに汗を絞られつつ、谷川温泉の方から湯檜曾ゆびそを通って、やっと一ノ倉沢に着いたのは四時頃であった。
一ノ倉沢正面の登攀 (新字新仮名) / 小川登喜男(著)
沼田から次第に奧に入つて、矢張り越後境の清水越の根に當つてゐる湯檜曾ゆびそといふのまで辿り着いた。
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
清水街道の湯檜曾ゆびそから岐れて藤原へ行く二里余の道は、始終利根川に沿うている。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)