“ゆびそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
湯檜曾70.0%
湯桧曽10.0%
湯桧曾10.0%
湯檜曽10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沼田から次第に奧に入つて、矢張り越後境の清水越の根に當つてゐる湯檜曾ゆびそといふのまで辿り着いた。
みなかみ紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
片品川、赤谷川、湯桧曽ゆびそ川、谷川、宝川、楢俣川、薄根川、大尻川、根利沢、砂沢、南雲沢、吾妻川など、利根川へ注ぐ数多い支流へは、幾度も幾度も分け入った。
水の遍路 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
清水トンネルの下を流れる湯桧曾ゆびそ川、谷川岳から出る谷川、万太郎川から越後へ走る魚野川。いずれも岩魚の姿が濃い。
雪代山女魚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
汽車がトンネルに入ってしまうと、湯檜曽ゆびそ川の瀬音が急に高くなった。
一の倉沢 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)