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『一の倉沢』
ふりがな文庫
『
一の倉沢
(
いちのくらさわ
)
』
正午のラジオニュースで、菱苅安夫は長男の安一郎が谷川岳で遭難したことを知った。パアトナーは駒場大山岳部の大須賀というひとだったらしい。菱苅は安一郎が谷川岳へ行くことも、そんな男とパアティになったこともぜんぜん聞いていなかった。 食べかけてい …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
綴込
(
ファイル
)
腓
(
ふくら
)
脛
(
ぱぎ
)
練達
(
アビルテ
)
土合
(
どあい
)
土樽
(
つちたる
)
岩隙
(
クラック
)
草付
(
くさつき
)
覿面
(
てきめん
)
黄昏
(
たそがれ
)
𫝼
(
は
)