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淼々
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びようびよう
ふりがな文庫
“
淼々
(
びようびよう
)” の例文
可悩
(
なやま
)
しげなる姿の月に照され、風に吹れて、あはれ消えもしぬべく立ち迷へるに、
淼々
(
びようびよう
)
たる海の
端
(
はし
)
の白く
頽
(
くづ
)
れて波と打寄せたる、
艶
(
えん
)
に
哀
(
あはれ
)
を尽せる
風情
(
ふぜい
)
に、貫一は
憤
(
いかり
)
をも恨をも忘れて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
淼
部首:⽔
12画
々
3画
“淼”で始まる語句
淼漫
淼茫
淼