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深川
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たつみ
ふりがな文庫
“
深川
(
たつみ
)” の例文
暮れるに早い秋の日はもう落日が迫って、
七橋
(
ななはし
)
、
八橋
(
やはし
)
、
七堀
(
ななほり
)
、
八堀
(
やほり
)
と水の里の
深川
(
たつみ
)
が近づくにしたがい、
大川端
(
おおかわばた
)
はいつのまにかとっぷりと夕やみにとざされました。
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
有森利七なんてえ
野暮仁
(
やぼじん
)
は、もう、とっくのむかし死んだんで、ここにこうしておりますのは、
吉原
(
なか
)
から遠く
深川
(
たつみ
)
へかけて、おんなの子を泣かせる恋慕流しの宗七さま、へへへへへ。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「いいえ、柳ばしのろ半の出店が、
深川
(
たつみ
)
にありますんでね——へえ」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
行った先は
深川
(
たつみ
)
の谷の家だ、気付けをあげます、駕籠も雇うてあげます、すぐにおいでなさいましと、いろいろ涙のこぼれるような御介抱をして下さいましたんで、こんな血まみれの姿のまますぐ
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“深川”で始まる語句
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