淡路流あわじりゅう)” の例文
いて流儀をいえば淡路流あわじりゅうともいうべきもの。本来は野性自然の天分に、木下流の修正を加えて、それからあとは不羈自由ふきじゆうであります。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
米友はその常例によって、旅に来た浪人から「淡路流あわじりゅう」の槍の一手を教えられたが、三日教えられると直ぐにその秘伝こつ会得えとくしてしまいました。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)