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淋巴腺
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りんぱせん
ふりがな文庫
“
淋巴腺
(
りんぱせん
)” の例文
医者はそれから、力を入れないで、力を入れないで、といいながら、岡田の手足の急所急所を熱心に
揉
(
も
)
みはじめた。どうやら身体じゅうの
淋巴腺
(
りんぱせん
)
をつかんで見ているものらしい。
癩
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
頸と
腋下
(
わきした
)
の
淋巴腺
(
りんぱせん
)
が鈍く痛み出して、そっと触ってみると、いずれも固く腫れていて、それを知ったときには、私、立って居られなく、崩れるようにぺたりと坐ってしまいました。
皮膚と心
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
日頃肺門
淋巴腺
(
りんぱせん
)
が
腫脹
(
しゅちょう
)
して居たことや、胃腸の弱かったこと、ヒポコンデリーの症状のあったことなどが解って、警察医も心臓麻痺という以外には、判断の下しようが無くなってしまいました。
葬送行進曲
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
おるいさんも結核で、これは肺と腸と
淋巴腺
(
りんぱせん
)
がおかされてい、発見されたときには手のつけようがなかったといわれる。——こう書くと極めて単純なようだが、事実もまた単純そのものであった。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
淋
漢検準1級
部首:⽔
11画
巴
漢検準1級
部首:⼰
4画
腺
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
“淋巴”で始まる語句
淋巴液
淋巴
淋巴質
淋巴性彎曲