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海藻
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みる
ふりがな文庫
“
海藻
(
みる
)” の例文
海藻
(
みる
)
をかき亂したやうな黒髮の、水肌を慕ふやうに
搖
(
ゆら
)
めく中に、白い顏が恐怖と苦惱に歪んで、二つの眼ばかりが、星の如く輝きます。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
海藻
(
みる
)
をかき乱したような黒髪の、水肌を慕うように
揺
(
うご
)
めく中に、白い顔が恐怖と苦悩に
歪
(
ゆが
)
んで、二つの眼ばかりが、星のごとく輝きます。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
振り乱した髪が、美しい顔から首筋へ
海藻
(
みる
)
のごとく絡んで、真珠色の
凝脂
(
ぎょうし
)
が、ヒクヒクと荒縄の下に
蠢
(
うごめ
)
く様は、言いようもない、恐ろしい魅惑でした。
銭形平次捕物控:012 殺され半蔵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
海藻
(
みる
)
のように
雫
(
しずく
)
する黒髪、真珠のように輝く肌、そして、濡れた緋縮緬の腰巻が、娘の美しい曲線を包んで、若さと、
艶
(
なまめ
)
かしさを発散する趣は、まことに比類もありません。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
海藻
(
みる
)
のやうに
雫
(
しづく
)
する黒髮、眞珠のやうに輝やく肌、そして、濡れた緋縮緬の腰卷が、娘の美しい曲線を包んで、若さと、艶かしさを發散する
趣
(
おもむき
)
は、まことに比類もありません。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“海藻”の意味
《名詞》
海の中に生える藻類の総称。
(出典:Wiktionary)
“海藻”の解説
海草
海藻(かいそう、en: Seaweed)は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群の総称。
(出典:Wikipedia)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
“海藻”で始まる語句
海藻類