“海芋”の読み方と例文
読み方割合
かいう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年はじめは春のようだったが、三月に入ると寒い日がつづき、春とは暦だけのことで、咲きかけた庭の海芋かいうの上に出戻りの冬がぐずついていた。
三界万霊塔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)