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海中
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わだなか
ふりがな文庫
“
海中
(
わだなか
)” の例文
そのビール瓶は、この島のまわりを
環
(
めぐ
)
る、
潮
(
うしお
)
の流れに連れられて、ズンズンと
海中
(
わだなか
)
遠く出て行って、二度とこの島に帰って来ませんでした。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鳥とまり光りゆらめく
海中
(
わだなか
)
の
雁木
(
がんぎ
)
ひとつを
消
(
け
)
ぬがにぞ見る
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
その音が、この小さな島の中の、
禽鳥
(
とり
)
や
昆虫
(
むし
)
を一時に飛び立たせて、遠い
海中
(
わだなか
)
に消えて行きました。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
厳嶋潮満ちたらし
海中
(
わだなか
)
と鳥居ひたりて鹿あがる見ゆ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
寂しければ
海中
(
わだなか
)
にさんらんと入らうよ
真珠抄
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“海中”の意味
《名詞》
海 中(かいちゅう)
海の中。
(出典:Wiktionary)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“海中”で始まる語句
海中侵入
海中文殊