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浮世繪
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うきよゑ
ふりがな文庫
“
浮世繪
(
うきよゑ
)” の例文
新字:
浮世絵
お吉は八五郎の枕元へ、
浮世繪
(
うきよゑ
)
の遊女のやうに、ペタリと坐り乍ら、片手はもうその夜具の襟に掛つて、精一杯の
媚態
(
しな
)
を作り乍らゆすぶつて居りました。
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唯吉
(
たゞきち
)
は
浮世繪
(
うきよゑ
)
を
描
(
か
)
くのである。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
地味な
袷
(
あはせ
)
、黒い帶、紅嫌ひと言つて通人の間に持て囃された、
浮世繪
(
うきよゑ
)
の一枚刷にあるやうな、此上もなく澁いくせに、持ち前の美しさがそのために引立てられて、反つてそれが
銭形平次捕物控:247 女御用聞き
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大模樣の
文身
(
ほりもの
)
の發達したのは、
歌舞伎
(
かぶき
)
芝居や、
浮世繪
(
うきよゑ
)
の發達と一致したもので、今日殘つて居る
倶梨伽羅紋々
(
くりからもん/\
)
といふ言葉は、三代目中村歌右衞門が江戸に
下
(
くだ
)
つて、兩腕一パイに
文身
(
ほりもの
)
を描いて
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから、短刀で丹右衞門の身體に四ヶ所の傷をつけ、墨で非業に死んだ四人の
妾
(
めかけ
)
の名前を書き入れ、唐紙の
浮世繪
(
うきよゑ
)
——あの六人の妾の似姿のうち、死んだ四人の手に、短刀を描き添へたのだ。
銭形平次捕物控:209 浮世絵の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
繪
部首:⽷
19画
“浮世繪”で始まる語句
浮世繪師