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浪花節語
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なにわぶしかた
ふりがな文庫
“
浪花節語
(
なにわぶしかた
)” の例文
僕はとうとう控室へはいり、博奕打ちらしい男にお
時宜
(
じぎ
)
をした上、僕の場合を相談した。が、彼はにこりともせず、
浪花節語
(
なにわぶしかた
)
りに近い声にこう云う返事をしただけだった。
冬
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
左側に玉の井館という寄席があって、
浪花節語
(
なにわぶしかた
)
りの名を染めた幟が二、三流立っている。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
が、その相手は何かと思えば、
浪花節語
(
なにわぶしかた
)
りの
下
(
した
)
っ
端
(
ぱ
)
なんだそうだ。君たちもこんな話を聞いたら、小えんの
愚
(
ぐ
)
を
哂
(
わら
)
わずにはいられないだろう。僕も実際その時には、
苦笑
(
くしょう
)
さえ出来ないくらいだった。
一夕話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“浪花節”で始まる語句
浪花節
浪花節屋
浪花節的