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洶々
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きよう/\
ふりがな文庫
“
洶々
(
きよう/\
)” の例文
聖ロツキユウス町ではまだ人心が
洶々
(
きよう/\
)
としてゐると云ふ事、犯罪の場所を再応綿密に調べたり、続いて証人を呼び出して審問したりしたが、いづれも得る所がなかつたと云ふ事などが出てゐる。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
須臾
(
しゆゆ
)
にして波濤
洶々
(
きよう/\
)
の音漸く高く、風力の衝突は頻りに全屋を
撼
(
うごか
)
せり。我とポツジヨとは
偕
(
とも
)
に戸外に出でゝ
瞻望
(
せんばう
)
したり。時に夕陽は震怒したる海の暗緑なる水を射て、大波の起る處雪花亂れ
翻
(
ひるがへ
)
れり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
洶
漢検1級
部首:⽔
9画
々
3画
“洶”で始まる語句
洶湧
洶〻
洶