“津堅島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つけんしま50.0%
つけんじま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十余年前、沖縄島の中部の東海岸を、少し沖に離れた津堅島つけんしまで、暫らく教員をしていた知人が、彼が赴任する十数年前までは、同島で風葬が行われていたと云うことを、私に話したことがあった。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
津堅島つけんじまのシヌグ歌にツヅムヌ・ユリムヌというのは、粒物つぶものすなわち穀類とものすなわちいそに拾う物とのことらしいが、宮古島の世直よなおぶしでは、その粒をスズとも発音している。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)