トップ
>
洞窟
>
ほら
ふりがな文庫
“
洞窟
(
ほら
)” の例文
黒く大きく立っている
離座敷
(
はなれ
)
、——壁と襖とは
灰白
(
はいじろ
)
かったが、その襖の開いている左門の部屋は、
洞窟
(
ほら
)
の口のように黒く、そこに釣ってある紙帳は、これまた灰白く、寝棺のように見え
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
驚きに打たれた若侍は、しばらくは
茫然
(
ぼうぜん
)
と立っていたが、やがてあたかも夢遊病者のように「
洞窟
(
ほら
)
の国」を
彷徨
(
さまよ
)
い出した。と、巨巌の前へ出た。何気なく見ると鉄の
扉
(
と
)
が、巌の一所に
箝
(
は
)
められてある。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
洞窟
(
ほら
)
の口がそこにあった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“洞窟”の解説
洞窟(どうくつ、en: cave, grotto, cavern)とは、地中にある一定の大きさの空間。洞穴(どうけつ、ほらあな)とも言う。一般には地下空間のうち人間が入ることが可能なものをいい、洞口の長径が奥行きよりも小さければ洞長2m程度でも洞窟と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
窟
常用漢字
中学
部首:⽳
13画
“洞窟”で始まる語句
洞窟内
洞窟生活