“洗足水”の読み方と例文
読み方割合
すすぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外にいた客引の女が、それと知って、あわてて洗足水すすぎだらいをそこへすえると、帳場のわきに立って眼を丸くしていたあるじの善七、びっくりして店先へ飛んでくるなり
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
門人たちは、お笠を、洗足水すすぎをと、その神経へ気をつかいながら
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ご挨拶は後。——洗足水すすぎをいただいて、足をきよめたいが」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)