トップ
>
洋杖
>
すてっき
ふりがな文庫
“
洋杖
(
すてっき
)” の例文
市郎は
洋杖
(
すてっき
)
を
把直
(
とりなお
)
して、物音のする
方
(
かた
)
へ飛び込んで見ると、もう遅かった。
僅
(
わずか
)
に
一足
(
ひとあし
)
違いで、トムは既に
樹根
(
きのね
)
に倒れていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
家
(
うち
)
にいて心配するよりも、迎いながら町
尽頭
(
はずれ
)
まで出て見ようと決心して、市郎は
洋杖
(
すてっき
)
を振りながら門を出ると、
恰
(
あたか
)
も七兵衛の駈けて戻るのに逢った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
杖
漢検準1級
部首:⽊
7画
“洋杖”で始まる語句
洋杖灯