洋机テイブル)” の例文
わずかに開けられた窓の隙から春の迅風はやてに巻きあげられた桜の花弁はなびらが渦を巻いて、洋机テイブルの上へ散り乱れていたが、ふたたび吹き込んだ風に飛ばされどこへともなく舞って行った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)