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泪橋
ふりがな文庫
“泪橋”の読み方と例文
読み方
割合
なみだばし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみだばし
(逆引き)
松山と半ちゃんは、その傘の中を
潜
(
くぐ
)
って
一跨
(
ひとまた
)
ぎの
泪橋
(
なみだばし
)
を渡った。その時
壮
(
わか
)
い男が
燕
(
つばめ
)
のように後から来て二人に
躍
(
おど
)
りかかった。壮い男は
円木棒
(
まるたんぼう
)
を持っていた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
泪橋
(
なみだばし
)
の改正道路をふらふらと横切つていく姿は、往来はげしい自動車や自転車のかげに隠れたり見えたりした。私は危いとは思ふものの、夢とはちがつて、さう大して気にかけずに
大凶の籤
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
二人は
何時
(
いつ
)
の間にか
泪橋
(
なみだばし
)
の傍へ往っていた。そのあたりには
漁夫
(
りょうし
)
の家が並んでいた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
泪橋(なみだばし)の例文をもっと
(2作品)
見る
泪
漢検1級
部首:⽔
8画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“泪”で始まる語句
泪
泪含
泪組
“泪橋”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
田中貢太郎