“波多川”の読み方と例文
読み方割合
はたがは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駒鳴峠の嶮坂を越ゆれば、松浦川の支流なる波多川はたがはの沿岸に下るをうべし、われは新開の別路をえらべり。篝火かがりびの影の濃き霧に映ずるところ、所々に炭坑を過ぐ。夜はいまだ明けざるなり。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)