“波多野氏”の読み方と例文
読み方割合
はたのし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城主の帰国を知った亀山の町民は、夜空も染まるほど篝火かがりびに祝いの心を見せていた。事実ここの領民は旧国主の波多野氏はたのし時代よりも、いまの善政に悦服えっぷくし、光秀の徳になついていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)