油燈カガニェツツ)” の例文
新字:油灯
ひとり酒場の亭主だけは油燈カガニェツツの前で、荷馬車ひきどもが酒を何升何合飲み乾したかといふ目標めじるしを棒切れに刻みつけてゐた。祖父は三人前として二升ばかり酒を注文して、納屋へ陣取つたものだ。