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河尻
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かわじり
ふりがな文庫
“
河尻
(
かわじり
)” の例文
「ただ、寺域は広い。
伽藍
(
がらん
)
も多い。やるとなれば、もう一応、
河尻
(
かわじり
)
殿へ沙汰して、これへ人数および、万全を尽さぬと、
可惜
(
あたら
)
、
野鼠
(
のねずみ
)
を逃がす
惧
(
おそ
)
れもある」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「何でも源氏の軍勢は、淀の
河尻
(
かわじり
)
に寄せたとかいう話で、おおかた、そのことが書いてあるんじゃないですか」
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
そのかみの東国、武蔵の国の、浅草川の
河尻
(
かわじり
)
の
洲
(
す
)
のなかでも、この一角はもとからの森であったのかもしれない。ともかく、かなりの太さの杉の木立ちも残っていた。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と数千の兵を分けて、包囲にかかった直接の指揮者は、
麾下
(
きか
)
の
河尻
(
かわじり
)
肥前守だった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“河尻”で始まる語句
河尻与兵衛
河尻秀隆
河尻肥前守