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汽鑵
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ボイラー
ふりがな文庫
“
汽鑵
(
ボイラー
)” の例文
僕は機関室へ帰ると直ぐに、
汽鑵
(
ボイラー
)
の
安全弁
(
バルブ
)
の
弾条
(
バネ
)
の間へ、鉄の
切
(
きれ
)
っ
端
(
ぱし
)
を二三本コッソリと突込んで、赤い舌をペロリと出したものだ。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
汽鑵
(
ボイラー
)
の蓋を明けたんだよ。まるで太陽だろう。アハハ。もうあんなに白熱しているんだからね。あれで千二三百度ぐらいのもんだろうよ。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ちょうどマン中の
汽鑵
(
ボイラー
)
が真正面に見えるだろう。忙しくなるとこの部屋に来て仕事を
睨
(
にら
)
むんだ。
時化
(
しけ
)
の時なんぞは一週間位寝ない事があるんだぜ。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
黄色い電燈の下で、
汽鑵
(
ボイラー
)
の
圧力計指針
(
はり
)
が、二百
封度
(
ポンド
)
を突破すべく、無言の
戦慄
(
せんりつ
)
を続けている数分間である。
怪夢
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
汽
常用漢字
小2
部首:⽔
7画
鑵
漢検1級
部首:⾦
25画
“汽鑵”で始まる語句
汽鑵車