“汗膏”の読み方と例文
読み方割合
あせあぶら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素早く、階子段はしごだんの降口をふさいで、むずと、大手を拡げたろう。……影が天井へかかって、充満いっぱいの黒坊主が、汗膏あせあぶらを流して撫じょうとする。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)