“氣噴”の読み方と例文
新字:気噴
読み方割合
いぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氣息の古邦語は「い」で、「いぶき」は氣噴いぶきであり、病癒ゆの「いゆ」は氣延いきはゆの約、休憩の「いこふ」は氣生いきはふである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
憂悒の義の「いぶせし」は氣噴いぶきせましの意にして、憂ふる者の氣噴いぶきは暢達寛大なる能はざるの實に副うて居る。之も悲む時は則ち心系急に、肺布き葉擧つて上焦通ぜずと擧痛論に説けるに應じて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)