“気量”の読み方と例文
読み方割合
きがさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父の則義氏は漢学の素養もあり文芸の何物かをも知っていられたが、母君は普通の気量きがさな、かなり激しい気質の人であったらしい。日記にあらわれた借財のことは、廿年の九月七日にはじまっている。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)