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気吹
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いぶき
ふりがな文庫
“
気吹
(
いぶき
)” の例文
旧字:
氣吹
そこへ行くと、
気吹
(
いぶき
)
の
舎大人
(
やのうし
)
は狭い人かもしれないが、しかしその迫りに迫って行った追求心が彼らの時代の人の心に近い。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
播
(
ま
)
く者は……みな神の
気吹
(
いぶき
)
によりて滅びその鼻の息によりて消え失す
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
売りますよ。
気吹
(
いぶき
)
の
舎
(
や
)
の著述なら、なんでもそろえてありますよ。染め物のほかに、官服の注文にも応じるしサ。まあ
商売
(
あきない
)
をしながら、道をひろめているんですね。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
『
静
(
しず
)
の
岩屋
(
いわや
)
』、『
西籍概論
(
さいせきがいろん
)
』の筆記録から、三百部を限りとして絶版になった『
毀誉
(
きよ
)
相半ばする書』のような
気吹
(
いぶき
)
の
舎
(
や
)
の深い消息までも、不便な山の中で手に入れているほどの熱心さだ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“気吹”の意味
《名詞》
気吹【いぶき 別表記:息吹】
呼吸。
あるものが活動しているという様子がどことなくうかがえる様子。大地のような生物でないものにも用いる場合がある。雰囲気。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“気吹”で始まる語句
気吹戸