“気吹”の読み方と例文
旧字:氣吹
読み方割合
いぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ行くと、気吹いぶき舎大人やのうしは狭い人かもしれないが、しかしその迫りに迫って行った追求心が彼らの時代の人の心に近い。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
く者は……みな神の気吹いぶきによりて滅びその鼻の息によりて消え失す
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
売りますよ。気吹いぶきの著述なら、なんでもそろえてありますよ。染め物のほかに、官服の注文にも応じるしサ。まあ商売あきないをしながら、道をひろめているんですね。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)