毒味どくみ)” の例文
妃の廉子やすこは配所仕えの童僕、金若という者へ、いちいち「これを喰べてごらん」と、毒味どくみをさせてからでないと、帝へお膳をすすめなかった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)