“殿人形”の読み方と例文
読み方割合
とのにんぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
息子といっても、もう四十七、八かとも見える人物で、京焼の殿人形とのにんぎょうをそのまま大きくしたような色の白さと、豊かな艶のいい肉体を、頬にも、腹にも、ゆったりと持っている男だった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)