“殺伐化”の読み方と例文
読み方割合
さつばつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室町むろまち以来、一戦また一戦あるごとに、おびただしい不純が純の中へ割りこんで来て農村の姿を殺伐化さつばつかしたが、そのすさびきった時流の底にも、古来からの農は、依然粗壁あらかべの中に貧しい燈を細々ととぼして
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)