“乱麻殺伐”の読み方と例文
読み方割合
らんまさつばつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乱麻殺伐らんまさつばつな時風に、人間を斬る具とのみされていた剣を、同時に、仏光ともなし、愛のつるぎともして、人生の修羅なるものを、人間苦の一つの好争性を、しみじみ哲学してみた人である。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)