“兵燹乱麻”の読み方と例文
読み方割合
へいせんらんま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洛陽の離散から長安の大乱と果てなき兵燹乱麻へいせんらんまのなかに、ただおたがいの攻伐にばかり日を暮し合っていた際に——ひとりそこへ着眼した若き荀文若じゅんぶんじゃく——荀彧じゅんいくの達見はさすがのものであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)