“段景住”の読み方と例文
読み方割合
だんけいじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例の対岸の見張り茶屋にいる見張り役の朱貴しゅきが、ある日一人のひょろ長いせッぽちの男を泊内へつれて来た。涿州たくしゅう生れの金毛犬きんもうけんとアダ名のある段景住だんけいじゅうという者で
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
油、うるし、皮革、薬剤、砂鉄、糖蜜とうみつ、またいくらあっても欲しい馬匹など。——それらの買入れには、楊林、石勇、段景住だんけいじゅうらが旅商人に化けて各地へ派出されることになった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)