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死屍
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しがい
ふりがな文庫
“
死屍
(
しがい
)” の例文
花園には若い男と自分の
女
(
むすめ
)
が醜い
死屍
(
しがい
)
を横たえていた。劉万戸は自分の頭へ糞汁をかけられたような
憤
(
いかり
)
をもって、その死屍を睨みつけていたが、ふと二人の関係が知りたくなった。
断橋奇聞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
死屍
(
しがい
)
の
傍
(
わき
)
に落ちてありましたのは、春部梅三郎がお小姓若江と密通をいたし、若江から梅三郎へ贈りました文と、
小柄
(
こづか
)
が落ちてありましたが、春部梅三郎は人を殺すような性質の者ではない
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
若し死ぬにしたら人の
眼前
(
めさき
)
に
死屍
(
しがい
)
をつきつけてからでなくては死なぬ、どうしても逃げ出したに相違ない、逃げたとすれば某港の方向だ、女の足ではまだ遠くは行かぬ、それ誰々に追懸けて貰へ
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
“死屍”の意味
《名詞》
死体。亡骸。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
屍
漢検準1級
部首:⼫
9画
“死屍”で始まる語句
死屍累々
死屍室