“武都”の読み方と例文
読み方割合
ぶと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんの時、武都ぶとの故道に怒特どとくやしろというのがあって、その祠のほとりに大きいあずさの樹が立っていた。
しめて、このたびも旧時の例にならい、我かならずようの二郡をうかがうであろうとなして、そこを防ぎ固めるにちがいない。……ゆえに我は、鉾を転じて陰平、武都ぶとの二郡を急襲せん
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)