武蔵むさしの)” の例文
旧字:武藏
武蔵むさしの三郎佐衛門有国、越中次郎兵衛盛次もりつぐ、上総五郎兵衛忠光、悪七兵衛景清あくしちびょうえかげきよの面々、合わせて十万余騎の大軍が、寿永二年四月十七日、都を出発したのである。
平家方の武蔵むさしの三郎左衛門有国は三百余騎、源氏方からは、仁科、高梨、山田次郎、五百余騎で、かけつけて来た。有国は、敵中に突入して戦ううちに、いつか味方と離れていた。