“此鳥”の読み方と例文
読み方割合
このとり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「夕暮の静かなる空のけしき、いとあはれ」な薄明うすあかりの光線に包まれながら、「竹の中に家鳩といふ鳥の、ふつかに鳴くを聞き給ひて、かのありし院に、此鳥このとりの鳴きしを」
『新訳源氏物語』初版の序 (新字新仮名) / 上田敏(著)