正三位しょうさんみ)” の例文
下座語げざがたりの懐へ、どろんと消え、ひょいと出る、早替はやがわりの達人と、浮世床にて風説うわさの高き、正三位しょうさんみくん何等、大木戸伯爵と申すはこれなり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これは式紙地しきしじの紙に書かれ、青い表紙と黄玉おうぎょくの軸が付けられてあった。絵は常則つねのり、字は道風であったから派手はでな気分に満ちている。左はその点が不足であった。次は伊勢いせ物語と正三位しょうさんみが合わされた。
源氏物語:17 絵合 (新字新仮名) / 紫式部(著)
花岡の家来、内藤正三位しょうさんみ
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「おい、内藤正三位しょうさんみ
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「おい、内藤正三位しょうさんみ
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)