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止利
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とり
ふりがな文庫
“
止利
(
とり
)” の例文
当時は
止利
(
とり
)
が法隆寺の釈迦三尊を刻んだ時とわずかに二十年余を
距
(
へだ
)
つるのみで、その様式はなお盛んに行なわれていたと思われる。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
伝説的に最古の仏師と目せられる
鞍作
(
くらつくり
)
の
止利
(
とり
)
が個人の名を残しているだけで、他に一名もわが名を残そうとして仏像や建築に署名した者も居らぬ。
飛騨の顔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
法隆寺の金堂の本尊は
云
(
い
)
うまでもなく正面に安置せられてある
釈迦
(
しゃか
)
像であって、作者が
鞍作鳥
(
くらつくりのとり
)
(又は
止利
(
とり
)
)なることは
光背
(
こうはい
)
銘文によって明らかである。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“止利”で始まる語句
止利仏師