“歓場”の読み方と例文
読み方割合
かんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るをなほも古き机の抽斗ひきだしの底、雨漏る押入おしいれの片隅に、もしや歓場かんじょう二十年の夢の跡、あちらこちらと遊び歩きし茶屋小屋の勘定書、さてはいづれお目もじの上とかく売女ばいじょが無心の手紙もあらばと
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)