トップ
>
次高音
>
アルト
ふりがな文庫
“
次高音
(
アルト
)” の例文
最初にまず、ゲーテの冬のハルツ紀行の一節を取り扱った、
次高音
(
アルト
)
と男声合唱と管弦楽とからなるブラームスの
狂詩曲
(
ラプソディー
)
が、演奏された。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
木戸番はお倉といふ新造、
鹽辛聲
(
しほからごゑ
)
の大年増と違つて、こいつは水の垂れるやうな美しさを發散し乍ら、素晴しい桃色の
次高音
(
アルト
)
でお客を呼ぶのでした。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
木戸番はお倉という
新造
(
しんぞう
)
、塩辛声の大年増と違って、こいつは水の
滴
(
したた
)
るような美しさを発散しながら、素晴らしい桃色の
次高音
(
アルト
)
でお客を呼ぶのでした。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
子分
(
こぶん
)
の者が二人、物々しくも縄を打って引いて来たのは地獄極楽人形の小屋に居る美しい木戸番、あの両国中へ桃色の
次高音
(
アルト
)
を
撒
(
ま
)
き散らしている、お倉だったのです。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
乾分の者が二人、物々しくも繩を打つて引いて來たのは地獄極樂人形の小屋に居る美しい木戸番、あの兩國中へ桃色の
次高音
(
アルト
)
を
撒
(
ま
)
き散らして居る、お倉だつたのです。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
疎
(
まばら
)
になつて居る客は、元より八五郎の飛んでもない冒險の意味などを知る筈もなく、木戸番のお倉は、委細構はず、素晴しい
次高音
(
アルト
)
を響かせて、兩國中の客を、鐵片を吸ふ
磁石
(
じしやく
)
のやうに
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
疎
(
まば
)
らになっている客は、もとより八五郎のとんでもない冒険の意味などを知るはずもなく、木戸番のお倉は、委細構わず、素晴らしい
次高音
(
アルト
)
を響かせて、両国中の客を、鉄片を吸う磁石のように
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
精練
(
リファイン
)
された若い女の
次高音
(
アルト
)
が、耳障り美しく側に響きます。
新奇談クラブ:07 第七夜 歓楽の夢魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“次高音”で始まる語句
次高音歌手