れんじ)” の例文
その時宮の前のれんじの木に、男山おとこやまのほうから山ばとが三羽飛んできてあやしい声で鳴きつつらい合いをはじめました。それがいかにもしつこく、憎み合っているように、長い長い間。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)