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檜扇
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ひあふぎ
ふりがな文庫
“
檜扇
(
ひあふぎ
)” の例文
煙管
(
きせる
)
は女持でも昔物で今の男持よりも太く、ガツシリした
拵
(
こしら
)
へだつた。吸口の方に
玉藻
(
たまも
)
の
前
(
まへ
)
が
檜扇
(
ひあふぎ
)
を
翳
(
かざ
)
して居る所が
象眼
(
ざうがん
)
になつてゐる。……彼は其の
鮮
(
あざやか
)
な細工に暫く
見惚
(
みと
)
れて居た。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“檜扇”の解説
檜扇(ひおうぎ)は、宮中で用いられた木製の扇のこと。桧扇とも表記する。女性の用いるものは特に袙扇(あこめおうぎ)とも呼ぶ。紙製の扇子(蝙蝠/かはほり)はここから派生し、檜扇を略したものとして普段使いに使われた。木簡についても紹介する。
(出典:Wikipedia)
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
“檜扇”で始まる語句
檜扇模様