樽廻船たるかいせん)” の例文
享保時分、酒樽は別に船積みするという理由の下に、新運送業が起った。それにならって、他の貨物も専門専門に積む組織が起った。すべて樽廻船たるかいせんと云った。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)