樵人そま)” の例文
それは朝で、薪と水とを樵人そまが持って来る時刻であった。不意に一人の樵人が水をかついで来たが、その担いだ物を置くなり刀をいて某に飛びかかった。某はあわてて手で刀をつかもうとした。
田七郎 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)