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横佩墻内
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よこはきかきつ
ふりがな文庫
“
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)” の例文
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
の郎女は、どうなるでしょう。社・寺、それとも宮——。どちらへ向いても、神さびた一生。あったら惜しいものでおありだ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
寺の浄域が、奈良の
内外
(
うちと
)
にも、幾つとあって、
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
と讃えられている屋敷よりも、もっと広大なものだ、と聞いて居た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
に住む者は、男も女も、
上
(
うは
)
の空になつて、京中京外を馳せ求めた。さうした
奔
(
はし
)
り
人
(
びと
)
の多く見出される場処と場処とは、残りなく捜された。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
二京七坊をすつかり占めた大屋敷を、
一垣内
(
ひとかきつ
)
——
一字
(
ひとあざ
)
と見倣して、
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
と言ふ者が著しく殖えて来たのである。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今から、
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
へ
馳
(
か
)
けつけて、彩色を持って
還
(
かえ
)
れ、と命ぜられたのは、女の中に、唯一人残って居た
長老
(
おとな
)
である。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
荒れては居るが、こゝは
横佩墻内
(
よこはきかきつ
)
だ。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
佩
漢検1級
部首:⼈
8画
墻
漢検1級
部首:⼟
16画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
“横佩”で始まる語句
横佩
横佩家
横佩垣内