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樗牛
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ちよぎう
ふりがな文庫
“
樗牛
(
ちよぎう
)” の例文
僕等は勿論
樗牛
(
ちよぎう
)
の言つたやうに「現代を超越」など出来るものではない。しかも僕等を支配する時代は存外短いものである。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
正岡子規とか国木田独歩とかを一つの
型
(
かた
)
と
看做
(
みな
)
せば、高山
樗牛
(
ちよぎう
)
とか
綱島梁川
(
つなしまりやうせん
)
とかは又一つの型のやうに思はれる。
結核症
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
その頃師の坪内逍遙氏などと一緒に、高山
樗牛
(
ちよぎう
)
の美的生活論に反抗の声を揚げてゐた氏は、その高山氏に
立聴
(
たちぎき
)
されるのを気遣ひでもするやうに、そつと声を低めて
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
彼等は皆
樗牛
(
ちよぎう
)
のやうに「文は人なり」と称してゐる。が、いづれも内心では「人は文なり」と思つてゐるらしい。
侏儒の言葉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
樗
漢検準1級
部首:⽊
15画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
“樗牛”で始まる語句
樗牛会